好評だった『かんからそんぐ~添田唖蝉坊・知道をうたう』では大正演歌の世界に真っ向から挑み、いにしえの唄に新風を吹き込んだ岡大介と小林寛明。今回の新たな挑戦は、高田渡不滅の名盤『ごあいさつ』で「年輪・歯車」「値上げ」等の自作詩を提供していた京都在住の詩人・有馬敲氏の詩世界。現代詩壇でも高い評価を得ている氏の作品をあつめて一枚のアルバムををつくった。サポート陣も前作の関島岳郎、中尾勘二等に加え、船戸博史、竹田裕美子等が参加。サウンド面でもさらに充実した内容となった。大正演歌、現代詩を現在のものとして自らの「歌声」のなかによみがらせようとする若き二人の音楽家の飽くなき挑戦に大きなご声援を。 2010年作品
「値上げはぜんぜん考えぬ まさかお会いできるとは思っていなかった。 新宿ゴールデン街での夜はとても素敵な時間でした。中学生の時、初めて歩いた清水坂。あの頃から有馬敲さんの詩の優しさに包まれていた気がします。」(岡大介)
「添田唖蝉坊から高田渡へ。 その反骨の精神と旋律を受け継ぐ岡大介はカンカラ三線で明治・大正演歌、昭和歌謡もうたう若いフォークシンガー。かってのサッカー少年は得意のフットワークを生かして、首都圏のライヴハウス、寄席、施設などを中心に、さまざまな場所で活躍している。NHK教育テレビの「知る楽」という番組でも取り上げられた。 いずれそのうちに、美男子の彼はあなたの前にもスリムな姿をあらわして、現代の世相を風刺するだけでなく、生きるよろこびや意味を歯切れのよい口調で聴かせてくれるにちがいない。」(有馬敲)
岡大介(おか たいすけ):デビュー作『かんからそんぐ 添田唖蝉坊・知道をうたう』(AUR-10)で話題を呼び、全国紙、AMラジオ、FMラジオ、TV(NHKも!)、雑誌、週間誌など、多くのメディアに数え切れないほどたくさん紹介されている。東京都内を中心にライヴハウス、居酒屋、料理店をはじめ、イヴェント出演や施設訪問など、酒を飲める場所、飲めない場所にかかわらず出没、脂にのって大活躍中!
有馬敲(ありま たかし):1960年代後半、『関西フォーク』のムーヴメントに積極的に関わっていた詩人の一人。1970年からは拠点を京都に移し、自分たちをとりまく社会に目を向け、するどい諷刺をわかりやすい言葉で表現し続けてきた。高田渡や岩井宏をはじめとするフォーク・シンガーたちがこぞって彼の詩に曲をつけて歌っている。英語やフランス語など30数か国に翻訳され、海外でも高い評価を得ている。
1. 値上げ
2. 転身=180度回転
3. 飲み会心得
4. 男唄
5. 夢の夢
6. 歌
7. 尻取り唱文
8. 清水坂
9. ひざこぞうのうた
10. だれがこしらえたの
11. ゆあそび
12. 贋金つくり
13. 幸福
14. 会議〈政治家に与える〉
15. 年輪・歯車
16. 禁煙節
岡大介(カンカラ三線、ギター)
小林寛明(二胡、ラッパ二胡)
船戸博史(コントラバス)
関島岳郎(チューバ)
中尾勘二(サックス、クラリネット、ドラムス)
熊坂路得子(アコーディオン)
石川祐輝(バンジョー)
竹田裕美子(ピアノ)
解説:中川五郎
[試聴]
10. だれがこしらえたの:
■ 商品説明
岡大介と小林寛明。今回の新たな挑戦は高田渡不滅の名盤『ごあいさつ』で「年輪・歯車」「値上げ」等の自作詩を提供していた詩人・有馬敲の世界。現代詩壇でも高い評価を得ている作品をあつめて一枚に。書生節、現代詩を「いまの唄」として唄声の中によみがえらせようとする若き歌手と楽士の飽くなき挑戦に大きなご声援を。
■ 商品仕様
製品名 | かんからそんぐ2 詩人・有馬敲をうたう / 岡大介 小林寛明 |
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型番 | AUR-20 |
JANコード | 4571258156208 |
メーカー | off note / Aurasia |
製造年 | 2010年 |