1597-1997 四世紀の時空を超えて、胸迫る想いうた。
流浪し漂泊する「旅する島うた」「前未来型南島歌謡」を聴こう。
大島保克は琉球・八重山諸島の伝統的島うたをうたって最も重要な唄者。本作は島の伝承者・大島が新生オルケスタ・ボレとともにアヴァンポップに果敢に挑んだ伝統と革新が相克する問題作。移民の哀れ、人々の惜別をテーマに、1597年、英国の作曲家、ジョン・ダウランドの作品、1920~30年、世界の動乱期に作られた沖縄新民謡、そして沖縄復帰前後につくられたポップスを石垣・白保の謡人、大島保克の嫋々とした歌声と前未来音楽超異能集団、オルケスタ・ボレの溌剌としたブラス・アンサンブルが相乗しながら織りなす、まったくあたらしい解釈による名付けようのない蠱惑的音楽となった。400年の時空を超えて、漂泊する人々の愛別離苦、そして出奔の心意気を視座に据えその心情に迫る、過去を題材に未来の島うたの態様を予見するバック・トゥ・ザ・フューチャー島うたの誕生。現在、大島が唄で表す『島時間』の原点が実にここに存する。オキナワ音楽のもつ多様性と未来に道を拓いた画期的名盤。芳垣安洋プロデュース 1997年作品
1. 旅立ちの宴
2. IKAWU(SAMBA)
3. 移民小唄
4. 梅の香り
5. 浜千鳥
6. 与那国しょんかねー
7. IKAWU(MARCH)
8. ジントーヨーワルツ
9. 新湊節
10. 移民口説
11. 今こそ別れ
大島保克 & オルケスタ・ボレ:
大島保克 唄・三絃
大原 裕 Trombone
中尾勘二 Saxophones,Klarinette
関島岳郎 Tuba,Recorder
船戸博史 Contrabass
芳垣安洋 Drums,Percussions
Produced by 芳垣安洋
[試聴]
4. 梅の香り:
■ 商品説明
流浪し漂泊する「旅する島うた」「前未来型南島歌謡」を聴こう。四世紀の時空を超えて胸迫る想いうた。移民の哀れ、人々の惜別をテーマに八重山の謡人、大島保克の嫋々とした歌声と超異能音楽集団、オルケスタ・ボレの溌剌としたブラスアンサンブルが織りなす蠱惑的音楽。漂泊する人々の惜別の情と出奔の心意気を視座に据え、過去を題材に未来の島うたの態様を予見するバック・トゥ・ザ・フューチャー島うたの誕生。
■ 商品仕様
製品名 | 今どぅ別り / 大島保克&オルケスタ・ボレ |
---|---|
型番 | SKA-3001 |
JANコード | 4571258153016 |
メーカー | ディスクアカバナー |
製造年 | 1997年 |