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マッカーサーが帰ってきた日 / 平岡正明

マッカーサーが帰ってきた日
テレビはアメリカ占領軍が埋めた地雷か
平岡正明著

コリー・アキノの勝利、いわゆるフィリピン民主革命は、むしろ日本支配を押え直す史上最大のイヴェントにほかならなかった。それはまた、日本占領軍が撤退するにあたってラジオ・テレビを忍者・草のごとく埋めていったアメリカの戦略の開花ではなかったのか。マッカーサーは、テレビという仕掛けの開花においてみごとに蘇ったのだ! 特有の歴史観の上に、みごとに日本メディア社会の本質を浮かび上がらせた平岡正明ならではの、もっとも個性的なテレビ論の登場! B6判240頁 青豹書房1987年刊行

目次
Ⅰ 端末からの逆襲―蛮族テレビを論ず

Ⅱ 対米3連敗論―TBS大山勝美プロデューサーとの論争
1クールおわってくつろがずに― 『放送批評』1年間のシンポジウムを終えての提案
憂国TV論―あえてテレビ関係者を挑発する
男が男でなぜわるい
TBSプロデューサー大山勝美氏の「女、子どもでなぜ悪い」(『放送批評』1985年3月号)に反論する
夜のマニラ・ローズ―ふたたび、わが大山勝美氏に応える
対米3連敗論―三たび、大山勝美氏に応える)

Ⅲ 俺はテレビだ―日常としてのテレビにつき合って
だから杉良太郎
おれは松坂慶子だ
11PMの藤本義一
シェイプアップだよ、おとっつあん―テレビと日本帝国主義のデ・ジャ・ヴ

マッカーサーはどんな風にして帰ってきたのか―あと書きにかえて

マッカーサーが帰ってきた日 / 平岡正明

メーカー:青豹書房
価格:

1,980円 (税抜 1,800円)

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■ 商品説明

コリー・アキノの勝利、いわゆるフィリピン民主革命は、むしろ日本支配を押え直す史上最大のイヴェントにほかならなかった。それはまた、日本占領軍が撤退するにあたってラジオ・テレビを忍者・草のごとく埋めていったアメリカの戦略の開花ではなかったのか。マッカーサーは、テレビという仕掛けの開花においてみごとに蘇ったのだ! 特有の歴史観の上に、みごとに日本メディア社会の本質を浮かび上がらせた平岡正明ならではの、もっとも個性的なテレビ論の登場!

■ 商品仕様

製品名マッカーサーが帰ってきた日 / 平岡正明
メーカー青豹書房
製造年1987年

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緊縛され歪められた女体に託されたメタファーとは何か。欠損の身体、反自然な肉体の形象はいったいいかなるメッセージなのか。日本近代文学に散見する欠損のリアリティに深く分け入り、権力としての自然規範に本能の奥底で抗った表現者の軌跡を体系化した画期的な労作。広津柳浪、江戸川乱歩、吉行淳之介、川端康成などを再検証しながら、不具・奇形・欠損・異様なるもの、そしてSM文学の変形させられた女体を執拗に凝視し、暗喩としての権力に暗喩としての挑戦を位置づけ、まったく新しい文芸批評の分野を切り開いた。

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