記忘記 note/off note 2024-07-18
一夏の音頭響和国
季節到来か。全盛期の河内音頭盆踊り場をありありと想起する。毎夏河内通いしていた40年近く前の話。人気会派の踊り場は毎夜櫓囲み幾重もの踊りの輪ができていた。内側を年配の踊り子が手踊りも優雅に流し外側をやんちゃな若衆が快速調でぶっとばす。車椅子の踊り子もいたっけ。踊りの輪は人の輪(共同性〕。老若男女が踊りの坩堝で交わり・揉まれ・ひとつに溶け合う水平世界。一夏の音頭響和国。いまあの人熱が無性に恋しい。
2024-07-18 21:27