1968年『ガロ』デビュー以来、劇画表現に新たな地平を切り拓いてきた孤高の劇画家・つげ忠男。前号より「絵はがき帖」から、単行本未収載の幻の作品やエッセイやイラスト等で構成される「スクラップ帖」として新装刊行。リニューアル第二弾は単行本未収録「冬の街」(ガロ 1972年3月号)、「骨片」(夜行15 1987年9月刊)、「日本三文死集」(ガロ 1998年9月号)三篇に、著者撮影による風景写真特集「風の街・葛飾立石」と最新書き下ろしエッセイ「アッケラカン雑記」を収載。A5判78頁・限定500部
2019年2月16日 発行
青木隼人 装幀 神谷一義 編集
©つげ忠男 ℗風来画房 2019
【つげ忠男プロフィール】
つげ忠男(つげ・ただお) 劇画家。1941年、東京に生まれる。中学卒業後、葛飾の採血会社に勤務。1960年頃から実兄・つげ義春の影響をうけ貸本マンガに短編を発表。61~67年まで6年間の沈黙の時期を経て、1968年『ガロ』で再デビュー。以来、次々と問題作を発表して大きな注目を集める。1970年代は『夜行』、1980年代は『COMIC ばく』を主な発表の場として作品を発表。1990年代は主にエッセイと絵を多く手掛け各誌に発表。1995年、代表作「無頼平野」が石井輝男監督によって映画化。2000年、ワイズ出版より長編「舟に棲む」刊行。2016年、最新作「成り行き」が「なりゆきな魂、」(瀬々敬久監督)として映画化され話題となる。作品集多数(北冬書房・ワイズ出版等)。近年、カナダ・イタリア・アメリカ、フランス等海外での作品出版も活発になる。現在、待望の長編連載「昭和まぼろし 忘れがたきヤツたち」(ネットマガジン『Comic MeDu』執筆に奮闘中。
■ 商品説明
1968年『ガロ』デビュー以来、劇画表現に新たな地平を切り拓いてきた孤高の劇画家・つげ忠男。前号より「絵はがき帖」から、単行本未収載の幻の作品やエッセイやイラスト等で構成される「スクラップ帖」として新装刊行。リニューアル第二弾は単行本未収録「冬の街」(ガロ 1972年3月号)、「骨片」(夜行15 1987年9月刊)、「日本三文死集」(ガロ 1998年9月号)三篇に、著者撮影による風景写真特集「風の街・葛飾立石」と最新書き下ろしエッセイ「アッケラカン雑記」を収載。A5判78頁・限定500部
■ 商品仕様
製品名 | 月刊 スクラップ帖 風信 8 冬の街・骨片・日本三文死集 / つげ忠男 |
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メーカー | 風来画房 |
製造年 | 2019年 |