1968年『ガロ』デビュー以来、劇画表現に新たな地平を切り拓いてきた孤高の劇画家・つげ忠男氏オリジナル漫画原稿一点もの(不揃7頁ー内見開き3)A4変型サイズ・1975年頃(推定)作品
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【つげ忠男プロフィール】
つげ忠男(つげ・ただお) 劇画家。1941年、東京に生まれる。中学卒業後、葛飾の採血会社に勤務。
1960年頃から、実兄・つげ義春の影響をうけ貸本マンガに短編を発表。
1961~1967年まで6年間の沈黙の時期を経て、1968年以降『ガロ』で再デビュー。大きな注目を浴び、1970年代は『夜行』、1980代は『COMIC ばく』を主な発表の場としてに次々と作品を発表。
1990年代は主にエッセーと絵などを多く手掛け各誌に発表。その間、住まいのある千葉県流山市内でジーンズショップを経営。
1995年、代表作「無頼平野」が石井輝男監督によって映画化。
2000年、ワイズ出版より長編「舟に棲む」刊行。
2016年、最新作「成り行き」が「なりゆきな魂、」(瀬々敬久監督)として映画化され話題となる。
作品集多数(北冬書房・ワイズ出版等)。近年、カナダ・イタリア・アメリカ(2017年秋)等海外での作品出版も活発になる。近著『出会ってみたい人』『成り行き』(共にワイズ出版)。
現在は子息にジーンズショップの経営を譲り、漫画やイラスト、エッセーなど新作を執筆中。